モヤモヤ…
この日、健太郎は、夜に仕事の人と飲みに行くことになっていて、この日の健太郎のシンデレラタイムは18時…
早っ!!!笑
なので、いつもより早めに会ったんだけど…やっぱり、別れ際って寂しいよね。
今日は、ホテルを出て、右と左に分かれる…みたいな、そういう方向にお互い帰ったんだけど、何だろう…。
健太郎が、その後他の女の子とデートかも…みたいな不安に、全くならないんだよね。
相手を信じて、信頼できるって、こういうことなんだなー。
どういう人と飲みに行くのかも聞いていたし、それは彼にとって、とても必要な時間だと思うし、私はそれを心から応援したいから、そこで駄々をこねたりすることはない。
ま、当然だけど…笑
彼と別れてからも、私は彼とのデートの余韻に浸り、やっぱり、健太郎のことが好きすぎるっ♡って再認識しちゃった♡癒され方が、全然違うの。
実は今、私、仕事の方でかなりごたごたしてて…もしかしたら、所属を移るかも…みたいな状況で、結構ストレス溜まってるんだよね。
…っていっても、あんまりストレス貯めてる実感ないんだけど。笑
でも、健太郎と時間を共に過ごしてる間に、そのストレスが、リセットされたっぽい。
すごく、スッキリした。
今の私の一番の癒しは、健太郎なのは間違いない。
でもね…やっぱり、彼のシンデレラタイムは、私の中でかなり、ネガティブポイントになってる。
だって、彼との時間は、いつも終わりが決まってる。
とはいえ、飲みに行ったりできる日もあるから、一応私としては、22時頃まで空けてあるの。
なのに、健太郎は20時までには帰っちゃう。
この日は、18時。
やっぱり、空けてたのに、その時間が埋まらない事が、私にとっては、すごく寂しかったりするの。
寂しい時の浩司
健太郎と別れて、一度家に戻った私。
でも、どうにもこうにも、この後の時間がもったいなく感じてしまう。
子供達は21時には寝ちゃうし。
その後の時間、有効的に利用したい。
健太郎と別れてすぐに、私はいつものように、浩司にLINEをする。
――お疲れさまー!久しぶりに、ご飯でもどうかなーと思ったんだけど、忙しい?まだ会社?
すると、浩司から返信が。
――大丈夫だよ。嬉しい。何時なら来れる?
――21時以降になっちゃうけど、大丈夫?
――わかった。じゃあお店予約しておくね。
ごめんね、浩司。
都合よく、あなたのことを利用してる私を許してね。
でも、こうでもしないと、あなたとの時間も作れない。
ごめんね、健太郎。
あなたと幸せな時間を過ごしたばかりで、他の男と会ってる私を許してね。
だって、私だって一緒にご飯食べたり飲んだり、ホテル以外のデートしたいのよ。
あなたが帰った後、やっぱり寂しいの。
記憶がない?!
子供達を寝かし付けて、浩司と待ち合わせした場所へ向かう。
待ち合わせと言っても、本当に家から近いお店に行くので、徒歩1分位のところ。
大体、ご飯食べる時って、ご飯食べるだけで解散することが多いので、大抵は私の家の近くのお店になる。
そこのお店は、2人で気に入ってて、しょっちゅう行ってるから、きっと店員さんも私たちの顔を覚えているはず。
どんな風に映ってるのかな。私たち。
場所柄、不倫カップルとか、多そうなエリアではあるんだけど、店内を見渡すと、この日は、案外、普通のカップルばっかりだった。
うーん。
浩司は年相応だけど、私は若干若く見られることが多いから、夫婦って思われるのには、少し無理があるかなぁ。
なーんて、想いながら、カウンター席に座る。
浩司はいつも、決まったものしか食べない。
なので、いつものものをオーダーし、私もいつものお酒をオーダーした。
たった2杯だけだったのに、私、珍しく酔っ払っちゃって…笑
食事が終わって、外に出たら、ちょっと足元がフラフラする。
結局、酔った勢いで、浩司のマンションへ行ってしまった。
もうね、そこから先の記憶が途絶え途絶えなんだけど…笑
間違いなく、やっちゃいました…笑
しかもね…たぶんだけど…オモチャ使われた気がする。
そう。浩司さん、持ってるんだよね。オモチャ。
すっかり忘れてたよ…。
で、グチャグチャ掻き回された気がするんだけど…何しろ、記憶が飛んでて…
でも、最後はバックでフィニッシュされたのだけは、なんとなーく覚えてる…笑