ドライブ
正孝とのドライブデートを、提案したのは、私。
今思えば、初めて会うのに、いきなりドライブデートって危険だよね?!読者の皆さんは、本当、気をつけてね!!
でもね、不倫デートだもん。人目に付きたくないもん。そうなると、ドライブデートはテッパン!で、何の目的もなくドライブするのもつまらないから、「温泉デート」を提案してみた…というわけなんだけど…。
「デイユースプラン」って知ってる?不倫してる人なら、きっとみんな、一度は使ったことあるのかなーって思うんだけど…!各温泉旅館が、昼間の空いている、隙間時間を利用して、デイユースプランというのを、打ち出しているの。
結構、有名な旅館とかもやっていて、普通の日帰り温泉だけじゃなく、ランチがついていたり、個室を利用できたり、至れり尽くせりだったりするんだけど…、私も、正孝に、そんなデイユースプランを提案した。
この提案に、正孝はびっくりしたらしい…。そりゃそうだよね。初めてのデートで、旅館のデイユースプラン。今思えば、やる前提…普通に考えたら、ありえないシチュエーションだわ。レイナの妄想が暴走し始めた証拠です…笑
私たちは、箱根にある温泉旅館の、デイユースプランを利用した。ランチ、休憩用のお部屋利用付き。
会ってみて、タイプじゃなかったり、生理的に受け付けなければ、ランチ食べて、温泉入って、帰ってくればいいんだもん。
お部屋に入ったからと言って、いい歳のおじさんが、そこまでガツガツ襲ってこないよね。そう思って、彼との待ち合わせ場所へ向かった。
正孝から聞いていた、車種とナンバーの車を見つけ、ドアを開ける。運転席に座っていたのは、優しそうな、おじさん。
うん…見た目はおじさん…かな。白髪多いから、老けて見えるけど、身体は鍛えてそう。
想像していた感じとは違ったけど、服装のセンスも、悪くない。大手日本企業の役員さんだし、それなりの貫禄もある。話し方も穏やかで、私の話を色々聞いてくれるし、彼の方からも、話をしてくれる。
うん。コミュニケーションスキルは高め♡箱根までの道中も、色々私を気遣ってくれてて、本当に優しい。
そして、楽しくお喋りをしている間に、車は、旅館に着いた。
すごく素敵な和モダン旅館。
こんな時間帯だから、宿泊客がチェックアウトした後の、館内が静まり返ってる時間帯。ロビーにいるのは、私たちだけ。旅館の人たちは、私たちの関係を、どう思っているんだろう?
そもそも、デイユースの利用者って、どれぐらいいるんだろう?正孝と私の間にある、ちょっとした距離感。何しろ、さっき、初めて会ったばかりだからね。数ヶ月お付き合いしてる今なら、もっとカップル感や夫婦感出せたかも。旅館に着いても尚、まだお互いに、微妙に敬語だったりするし…。
もちろん、LINEで散々、会話してきてるから、そこまでのぎこちなさはないんだけどね。
チェックインを済ませ、部屋に案内される。
「こちらのお部屋でございます」
部屋の扉を開けて、中に入った私たちは、一瞬、息を飲んだ…!!
案内されたお部屋の、扉を開けて、目に飛び込んできたのは、2組、横並びに敷かれたお布団だった。
その横には、座卓があり、その上には、ずらーーっと、ご馳走が並んでいるけど、これって明らかに…
① ご飯を食べる
②食べ終わったらセックス
そのために敷かれた布団…のようにしか、見えなかった私…。でもきっと、正孝も同じ気持ちだったに違いない。
二人とも、なぜか、布団から離れた方に行き、くつろぎ始めた。
まずはご飯。2人で会話を楽しみながら、テーブルの上に並んだ、食事をいただく。
やっぱり、旅館で食べるご飯って、なんか美味しいよね。
お部屋からは、川が見えるんだけど、きっともう、私たち、景色を愛でるどころじゃない。笑
隣に敷いてあるお布団が気になって…。
ゆっくり食事を楽しんだ後、部屋の大きな窓の方へ行き、部屋から見える景色を、とりあえず、愛でてみる。笑
私が窓際に、立っていたら、正孝が近付いてきた。それでも、気付かぬフリをして、至って、平静を装う私。
無邪気に、窓の外の景色について、説明してみたりして…笑
告白からの…
すると、彼が、私の背後から、バックハグしてきた。きゃーーーー♡バッグハグに弱い私。もうね、それだけで、彼の全てを受け入れる覚悟が出来てしまった…。
あはは……!簡単に落とせるね…私…!
窓際で、正孝にバッグハグされて、彼の体温を、背中に感じながら、ゆっくりと、振り返る。
目の前には、正孝の顔が…。そして、そのまま、軽いキス。一度、くちびるを離し、見つめあう。「してもいい?」と、目で問いかけられる。答える代わりに、目を閉じる私。そして、そこから、深いキスに変わっていった。
「ンンッ…ハァンッ…ンッ…ンッ…」
強く抱きしめられ、くちびるを押しのけて、進入してくる彼の舌を受け入れる…。
くちびるを、激しく求められた後、彼は私の目を見て、「僕と、付き合ってくれますか?」と真剣な表情で、言ってきた。
ちょっと!!真面目かっ!!!笑
でも、そういうの、嫌いじゃないっ!!正孝の誠実な部分が、出てるなーと思った。いや…不倫してる時点で、誠実じゃないけど。笑
「うん」
私が頷くと、彼は、私を布団の方へ、誘導していった。布団の中で、服を脱がされ、抱き締め合う。
初めての人とするときって、何か、妙な緊張感があって、凄いドキドキするよね。
肌の質感とか、毛深さとか、もちろん、サイズも♡全てが初めてで、新鮮で、ドキドキとともに、ワクワクしながら、相手を受け入れる。
正孝は、前戯に時間をかけるタイプ。うん、そこも、夫にはない部分なので、合格♡指使いも、やや荒々しいものの、ちゃんと、私の弱い部分を突いてきて、優しい愛撫で何度も私を絶頂へ導いてくれる♡
「アアンッ…そんなに激しくしちゃダメッ…アンッ…イクッ…イっちゃうっ…」
「レイちゃん、すごいよ!あーーーもっと沢山イっていいよっ!!ホラッ…!ホラッ…!」
そう言いながら、正孝がレイナの中から、沢山の潮を書き出すように激しく指を動かすと、レイナの蜜壺から、沢山の愛液が溢れ出し、ピシャーーーッと水が吹き出した。
「レイちゃん、すごい!こんなの初めてだよ!!」と、興奮しながら、何度も何度も、正孝の指で、潮を吹かされた。
もう、お布団はビショビショ…(笑)
そして、一通り潮を吹かせられたあとは、奥に指を入れながら、舌で、さらに敏感な場所を、何度も何度も攻めてくる。
「ちょっ!!ちょっと待って!!ダメダメダメダメッ!!ヤバいのが来ちゃうっ!!」
「いいよっ!イっていいんだよっ!沢山イって!!!」
「ダメダメダメッ…!!アンッ…アンッ…アアアンッ…!!イクッ…!イクーーーーッ!!」
こんな激しいの、初めてだった…
その日、私は、挿入してもらう前に、彼のテクニックで何度も何度もイキまくっちゃった。まだ指&舌だけなのに、散々いかされた私。
脱いだ正孝のモノは、私を十分に満足させるサイズの、立派なモノだった。
太さ、硬さ、長さ共に充分に、満足のいくものだった。
それでその後も、ガンガン突かれ、何度も何度もいかされたことは、言うまでもなく……。
正孝も何度もいってた。3回やったかな…。50代半ばで、2時間程度で3回は、相当、頑張ってるよね…(笑)
私も、グッタリ…。でも、心地よいグッタリだった。今、思い出しただけで濡れちゃう…❤︎
それぐらい、彼との行為は、官能的で激しくて、気持ち良かった。
それから、それぞれ、温泉に入り、ゆっくり温まって、身支度して、帰り路に着いた。