空気のような存在?
子供の習い事に送った後、2時間ほど時間が空くので、私はスタバにパソコンを持ち込み、仕事しながら終わるのを待つことにした。
習い事の時間の待ち時間が、数時間あるため、待ち時間に仕事をすることも、多い私。
習い事の時間は、夕方以降の時間帯。
レイナが子供達の習い事の近くのスタバで仕事をしているを知っていた浩司は、自分が会社を出た後、わざわざ合流したいと連絡をしてきて、急遽、同じ場所で過ごすことになっちゃって。
私の姿を見つけると、浩司は嬉しそうに私の隣の空いていた席に座る。
私の向かい側に座るよりも、隣の別の席に座る方が、万が一、子供たちや知り合いに遭遇したとしても、言い逃れができるからね。
浩司が来てからも、チラッと目を合わせただけで、私はパソコンを閉じることなく、仕事を続ける。
一応、私も、この日のこの時間に、ここで作業ができるなーとか、考えながらスケジュールを組んでるから、隣に誰が座っていようと、誰が会いに来ようと、私がやるべきことの内容は変わらないからね。
私がパソコンに向かって、必死に情報を入力している姿を見て、浩司は、iPadで新聞を読む。
同じ空間にいて、お互いに違う事をしていても、全然気にならない、空気のような存在。
2人とも、同じ方向を向いて、ゆっくりとした時間を過ごす時間。
なんか、浩司とは、そういう関係が心地良いのかもしれない。
私が仕事している様子を、じっと見てきたり…たまにほっぺを触ってきたり…
いや、別人を装ってるのに、触ってきちゃダメでしょ!笑
ちょっとボケたところあるんだよねーこの人。
仕事はできるみたいなのに、女性関係となると、ダメ人間になっちゃう感じ?
さっきも寝室でゴロゴロしながら携帯見てたら、ほっぺにチュッて軽くキスしてきたり、頭をなでてきたり…
健太郎や亮真さんのような恋愛感情はないんだけど、なんとなく、ホッとする空気感が漂う関係?
この感じ、分かるかな?
きっと、愛だの恋だの、好きだの嫌いだのっていう関係よりも、こういう関係の方が、長く続くんだろうね。
なんとなくそんな気がするなー。
浩司は、私がどんな仕事をしているのか、見てみたい感じで、何度も覗いてこようとしてきたけれど、どんなに親しき仲でも、そういうのって、しちゃダメだよね。
もちろん、パソコンの画面に、覗き見防止フィルター貼ってるから、横からじゃ見えないんだけどさ…
浩司って、そういうところがあるんだよね。勝手に人のフィールドに土足で入り込んでくるみたいな。
そんなところはありつつも、それを上回るメリットがあるから、お付き合いしてるんだけど…
あとは、私が仕事と称して書いてるのは、このブログだからね。笑
さすがに見られるわけには行かない…ってことで…笑
しばらく、コーヒーを飲みながら、お互いが、それぞれの時間を過ごして、ただ、同じ空間にいるっていうだけの時間だったけど、きっと浩司は至福のひと時を過ごせたんじゃないかなー
浩司が、我慢できなくなって、レイナに触れようとしてきた時に、入口の方から、習い事を終えた子供たちが、バタバタと騒ぎながらスタバに入ってきたので、声が聞こえた瞬間、浩司は立ち上がって退出。
間一髪のところで、子供達にはバレずに、私たちもお店出ました。笑
そのあと、浩司は自宅に帰ったと思うけれど、私は子供たちと一緒に、お散歩しながら帰路について、途中、夕飯を食べて帰ったから、子供達も大喜び。
子供達との時間は、大事にしないとね。
最近、浩司がやたらと、私の子供に会いたがるから、ちょっと困るんだけどね。
できれば、子供との時間は、邪魔されたくないしね。
この日、浩司からもらった指輪をつけていたんだけど、子供達は、やっぱり気づかなかったなー
結婚指輪と馴染んでたし。
やっぱり、指輪は、重ね付けできる指輪がいいよね。
華奢な指輪を選んでよかったー!
男性からもらえるプレゼントって、やっぱりアクセサリーとかが多いと思うけど、どうしてもネックレスになりがちだよね。
私、ネックレスのプレゼントをもらうことが多くて、ピアスをお願いしたりもするんだけど、どういうわけだか、男性は、ピアスのプレゼントをあまりしてくれないの。
男性は、指輪をプレゼントしたがるよねー
やっぱり、マーキング的なやつなのかな?
こちらとしたら、いただけるものは、いただきますけど、アクセサリーは、別れた後に売れないので、本当はバッグとかの方が嬉しいんだけどねー笑