ダブルブッキングデート
とんでもないタイトルに、ビックリですよねー笑
私、自分でもどうかと思うけど、この日は、たまたま色々な事が重なっちゃって…。
結果、タイトル通りの1日となったわけなのですが…。
この日は、月に1度の弁護士先生のおじいちゃんと会う日。
午前中、私は仕事だったので、トレーニングを終えてから、お昼の待合せ。
いつもなら、ランチしてから、ホテルに行くんだけど、実はこの日、突然、本命彼氏の健太郎から、
――今日、夕方会えない?
と誘われていた。
うわーーーー!弁護士先生とのデート時間は12:30から。
ランチして、エッチして…だと、どんなに早くしても15時終わり。
ーー会いたい♡16時以降なら会えるよ♡
――じゃあ、16時にいつものところでいい?
――うん♡嬉しい♡
――僕も嬉しいよ。ありがとう♡
というわけで、健太郎からのデート確定♡
もともと、この日は会えるかもしれないけど、ダメになるかもしれないって言われてて…会えるなら、夕方以降なのはわかっていたので、そのつもりで予定していたの。だけど、健太郎からは、その後も、
――少しでも早く会いたいから、少し早めに行って待ってるね♡
なーんて、LINEが来ちゃったから、私も、少しでも早く着きたくて…速攻で弁護士先生に連絡をした。
――今日のデート久しぶりで楽しみ♡なんだけど、夕方に用事入っちゃって、15時には出ないといけなくなっちゃったの。一緒にいられる時間、短いんだけど大丈夫?ごめんなさい。
――大丈夫だよ。楽しみにしてる。
あーーよかった。大丈夫らしい。
弁護士先生は、セックスできればOKな人だから、短時間でも大丈夫。笑
というわけで、私は仕事を12:15頃に終わらせ、待合せ場所へと急いだ。
いつもは、ランチを近場で食べてから、ホテルに行くんだけど、その日はホテル直行。
そのホテルの中で、一番いいお部屋は休憩でも2万ぐらいするんだけど、弁護士先生はいつもその部屋を取る。
2時間ぐらいしか滞在しないのに、2万?!私にしてみれば、そんなお金あるなら、私にくれーって思っちゃうんだけど…笑
その部屋は、露天風呂あり、岩盤浴あり、マッサージチェアーあり、2つのクイーンサイズベッドありという、本当にゴージャスなお部屋だった。
お部屋にはシャンパンが用意してあり、時間がある時だと、本当にゆったり過ごせる。
ここに、健太郎と来たいなー♡なんてことを思いながら、弁護士先生との時間を過ごす。
弁護士先生は、いいお歳なのに、あっちだけは、元気いっぱい。笑
一緒に露天風呂に入り、ベッドイン。
いつもは、すぐいきそうになるのを、我慢してる弁護士先生。
この日は、時間制限もあったので、いつもより、早めにいってくれた。笑
ありがとーーーーーっ!!!笑
いつも、これぐらい早くいってくれたら、早く終わるのになぁ…なんて思ってしまう。そりゃあ、私だって、好きでもない人との行為は早く終わらせたいもん。
だから、いつも、ギュウギュウ締め付けてるんだけど、締め付けると、弁護士先生は、すぐ抜いて、呼吸を整えちゃうの。笑
「レイ、そんなに締め付けたらイっちゃうよ」
そんなに頑張らなくてもいいんだけどなぁ…笑
我慢しないで早くイって欲しいんだけど、そんなことは言えないから、ひたすら締め付けて、イかせました。
健太郎と待ち合わせ
弁護士先生が、早くいってくれたおかげで、14時半にはホテルを出ることが出来た。少しでも早く帰りたかったので、私としては、嬉しい限り。
「急がせちゃってごめんね♡私に合わせてくれて、ありがとう♡」
ちゃんと、お礼を伝える。やっぱり、当たり前と思っちゃダメなのよね。きっと、弁護士先生だって、もう少しゆっくりしたかったはず。それを、私のわがままで、時間をいつもより、短くしてもらったのだから、そこは、感謝しないといけない。そして、それはきちんと、言葉にして伝えないと。
私は、なるべく、思ったことは言葉にして伝えるようにしてる。
言わなきゃ、何考えてるのか、わからないままになっちゃうしね。
こうして、私は、弁護士先生と、次のデートの約束をして、帰り路に着いた。
一度、自宅に戻り、荷物を置いて、健太郎との待ち合わせ場所に、タクシーで向かう。
タクシーの中から、健太郎にLINEする。
――少し早く着きそう。15:45頃かな。
すると、健太郎からも返信が。
――僕の方が早いかな。先に飲み物とか買ってるね。
もうすぐ、大好きな人に会える♡
私は、会う前からドキドキしっぱなし。
健太郎も同じ気持ちだといいな♡
健太郎が買い物をするお店に入ると、ちょうどレジで買い物を終えた健太郎がいた。
私の姿を見つけると、嬉しそうに近寄ってくる。そして、優しく肩を抱き寄せてくれた。
はぁっ♡もう、本当に幸せ♡
そして、手を繋いで、店を出て、ホテルへ向かう。
何だろう…。健太郎といる時は、手を繋いで歩いても、全然違和感がないというか、罪悪感がないというか、普通に、堂々としていられるの。
前にも話したけど、きっとそれは、見た目の問題。
私と健太郎、服のセンスとか、見た目のバランスとかすごく合ってるんだよね♡
だから、一緒に歩いていても、年齢差を感じないし、きっと、『普通にいそうなカップル』に見えてるんだと思う。
既婚者同士に見えてるかどうか、不倫カップルに見えてるかどうかは、わからないんだけど、でも私は、健太郎と手を繋いで歩いたり、腕を組んで歩いたり、肩を寄せながら歩いていても、何の抵抗もなく、それを受け入れられている。
やっぱり、好きだから出来るのかな♡