海外旅行
さて、そんな私達家族は、年に数回、海外旅行を楽しむ家族でした。
本当に普通に仲のいい、家族だったんです。
そんなレイナが家族でハワイに旅行に行くことになり、その日が迫っていました。
いよいよ、明日出発っていう時なのに、全く準備が捗らないレイナの元に、健太郎からLINEが来た。
他愛もないやり取りの中で、明日からハワイに行くーって話もしてて…
翌朝出発で、深夜までパッキングしていたんだけど、早く寝ないといけないのに、健太郎とLINEしてたら、LINEで怒られました…。
――LINEやってないで、早くパッキングしないと、寝る時間なくなるよー
だって。はい、おっしゃる通りです…。準備最優先しなくちゃね…。
シュンとしながら、泣く泣くLINEを打ち切りました。それでもLINEしたい、私の気持ち、わかってないなーーー。
普段は、甘えモードの健太郎も、たまに見せるお兄さん感。笑
いや、お父さん感？笑
大人の男性っぽさを出してくる時は、レイナも素直に従います。
まー、健太郎はマイペースだしね。
会わなきゃ会わないで、自分の時間を楽しめる人だから、「旅行に行っちゃってごめんね」なんてこと、全く思う必要ないのよね。
ヤキモチ妬く相手もいないし、時間があれば、奥さんと食事に行ったりはしてるだろうけど、それは気にならないし。
どちらかというと、レイナの方が、寂しいなーって思ってるのかも。
とはいえ、やっぱり海外旅行は楽しいので、旅行中は、彼らのことはすっかり忘れて楽しんじゃいます。笑
他の2人は、「えー寂しいよ。早く会いたいなー」って、ニュアンスでLINEしてくるから、可愛いもんだよね。こちらも、LINEしたいときに、できるから、楽な関係。
位置関係・立場が自分が優位に立てている時ほど、気が楽だったりするんだよね。
やっぱり、追われてる方が、精神的には楽なのかもしれない。こちらから追わなくても、きちんと追ってきてくれるから、時折愛情確認をしておけば、安心してお付き合いしていられる。
だけど、自分が追う立場だと、「今何してるのかなー」「他の女性とデートしてないかな」って不安になったり、心配になったりしちゃうものなのかもしれない。
ってことは、やっぱり、お互いが同じ温度感で愛し合えてて、お互いを信頼し合えてこそ、真の恋愛関係が成立する気がするなー。
私が尊敬する、シングルマザーの女性が職場にいるんだけど、その女性が言うには、やっぱり、本命には素直な自分をさらけられない。本命じゃない彼には、わがままも言えるし、自分の本当に姿をさらけ出せる。本命の前では、自分を取り繕ってしまうんだよね。
自分をより良く見せたい。
嫌われたくない。
いい女でいたい。
すごいわかる。私も同じ。健太郎の前では、物分かりのいい女を、演じてしまうんだよね。
色々なことを我慢して、言いたいことも飲み込んで、彼にとっての良き理解者でいなくちゃ…って思っちゃうんだよね。
重たい女だと思われたくないし、まあ基本的には信じてるしね！
それを楽しめているうちはいいけど、それが辛くなってくると、その恋愛は、成就しないと思う。ま…不倫してる時点で、成就も何もないんだけど…笑
だけど、相手を信じられなくなって、不安になって、自爆しちゃうことってすごくあると思う。
本当は浮気してないのに、彼の浮気を疑って、あれこれ質問攻めにしちゃったり、重たい女に認定されちゃったり…。
ただ単に、信じさせて欲しいだけなのに…安心する言葉を言って欲しいだけなのに…
秘密主義な男性が多いのも事実。あんまり詮索されることを嫌うよね。特に既婚男性や、婚外恋愛中の男性って。
基本的に、器用な人が多いと思うから、同時進行で複数の女性と付き合ってますーっていう男性も、一定数いると思うの。あとは、いかに、そういう浮気性な男性と知り合わずに通り過ごせるか…かなーと。見極めるのは難しいけどね。
ありゃりゃ…なんか、話がずれて行ったね。でもそんなわけで、旅行中、彼らと離れる日が続くから、きっと、帰国後しばらくは、彼らとのデート日が続くんだろうなー♡
男性への甘え方
仕事仲間と話してて…
私の仕事仲間は、シングルマザーやバツイチの女性が異常に多いんだけど…笑
男性への甘え方が分からない！と、相談を受けたの。正直、それを聞いたとき、「私もそうだったよー」って思いながらも、でも今の私は違う！甘えるポイントを攻略したかも！って自信もあったので、彼女の話を真剣に聞いてみたんだよね。
その子は、見た目はかわいらしくて、甘え上手そうに見える、女の子らしい子なので、てっきり、男性に上手に甘えているんだと、勝手に思っていた。
かといって、男性への甘え方って、指南するものなのか、どうなのか…笑
とはいえ、甘え方がわからないという読者の方も結構多いみたいなので、私なりに何かできることはないかなー？って考えて…
どうお伝えしたらいいのか、わからないけれど、私の場合、どうやって甘えてるか…については、お伝え出来るかなーと思うので、それについて、書いてみようかなー。
実は、私、今までの恋愛って、大体年齢差は同じ歳か、１～２歳上だったの。なので、大した年齢差もなく、そうなると、精神年齢では、私の方が上回るケースも多々あって…。
そのため、そういう相手に対しては、私も正直、あんまり甘えてこなかったような、気がする。
甘え方を覚えたのは、やっぱり、5歳年上の彼（後に既婚者だったことが分かる）だったかなー。歳が離れているせいか、沢山甘えさせてくれた。
大人の余裕…みたいなのもあったし、デート代も彼持ち。どこかにお出かけする時は、家までお迎えに来てくれる。
私のどんなわがままにも応えてくれ、それを、嫌がる素振りも見せない。私がやること全てが愛おしい…そう思っているんだろうなと思わせる、彼の優しい眼差し。
そんな大人な彼には、甘えることしかできない。いや、むしろ、甘えない意味が分からない。笑
なので、私は、どう頑張ったって、年齢は最低でも5歳は離れていて欲しい。要は、本能で、甘えられる対象の年齢層を把握しているってことだよね。そのため、出会う人全てに甘えることが出来ちゃうんだと思う。
ま、結局結婚した相手は1つしか離れていないし、甘えた記憶もないんだけどねー笑
きっと、その反動ね！その反動で、年上の男性に惹かれるのかもしれないね。やっぱり、甘えさせてくれる男性がいいし、私のことを可愛がってくれる男性がいいなー❤︎
中には甘えさせてくれない年上男性もいるんだけどね。そんな男性が出てくるのは、もう少し先のお話…。