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56)ビジネスのお誘いを受けて、話を聞いたらネズミ講だったらやる?やらない?

ネズミ講

いや、たぶん、怪しいな…おかしいな…とは、感じていたと思う。だけど、起業の話にもすごく興味があったんだよね、当時。確かに、ビジネスの話とか、聞いていて役に立つ話も多かった。彼は、幾つもの会社を起業させ、人に任せて、次から次へと新しいアイデアを形にしていくのがお仕事。

いわゆる、起業家というやつね。

あんまり詳しいことは書けないけど、美容院をいくつも展開していたり、他にも多くの業態で事業を展開していて、経営コンサルタントも行い、しっかり収入を得ている…というような説明があり、ま、いわゆる「お金持ちアピール」をされたわけなんです。

 

そのために、資金繰りをしたり、なんかいろいろやってる風だった。けど、彼からは名刺を貰ったことはなかったの。彼の名前であちこち検索をかけてみたけど、ヒットするものがない…という事は、私が聞いていた名前は、本名じゃなかったのかもしれない。

今思えば、本名を教えてくれないような人から、ビジネスの話を進められるというのが、そもそもの間違いだった。それに気づくことができないほど、当時の私は、社会から断絶された生活を送っていた、ということなんだと思う。今の私なら、そんな怪しい話に飛びつくわけがない…と言い切りたいけど、やはり、お金儲けの話を持ち出されると、人間は誰もが心惹かれてしまうものなのかもしれない。

一方、その山口さんから提案された仕事の話は、少しずつ具体化していっていた。

 

はっきり言って、彼がやろうとしているビジネスというのは、ネズミ講だったんじゃないかな…って思う。私は、それに対して、何度も彼に確認して、実態はどうなのかを追求した。仕組み作りの段階で、ネズミ講だと気付いたので、「ネズミ講は絶対にヤダ!やりたくない!」と伝えた。

これは、友達を失うから、絶対にしたくないと。友達を失い、親戚とも疎遠になり、周りを巻き込むのがネズミ講という認識だった。でも彼は、「実際に動くのは、レイナじゃない。レイナはその上に立つんだから、レイナ自身の友達を失うことはない」と言って、私をその組織のトップに立てようとしていた。

山口さんは、会った日から、私の容姿をやたら褒めてくれていた。広告塔になるから、絶対にビジネスとしては成功する。レイナさんみたいになりたいと思う主婦が、山のようにいる。自分に自信を持ちなさい、と言って私の気持ちを奮起させようとしていた。

 

「ママたちのママたちによるママたちのための情報交換サイト」…というのが、彼が望むビジネスの概要だった。

そのためには、その会社の顔が必要だと、彼は言った。その顔に、レイナがなれ、ということだった。

ママたちが、あんな風になりたい、と思わせるような、人生に潤いを持っているような、美しく凛としたモデルケースとしての広告塔が欲しいんだと言っていた。

要は、それって、私がそういう立場に立つ、と言う事。そんな風に持ち上げられて、そんな風に評価されてるんだと感じた素直な私は、山口さんがいう言葉を、真っ直ぐに受け止め、それを受け入れ、彼の言われるままに動いた。

 

まずは、自分の右腕になる、スタートメンバーを集めること。それには、私と山口さんとの関係を、知っている人の方が、手っ取り早かったので本当に身近な友人に声をかけた。

彼女たちも、婚外恋愛中だったり、その辺に理解がある子達ばかりだったので話はし易かった。初期投資なしの、金儲けなら、仮に失敗しても、懐は痛まない。それだけが救いだった。

ただ、最初はただ働きになっちゃうよ…という部分だけが、彼女たちへ伝えるネガティブポイントだった。私の説明に納得した友人たちが加わり、こうして、ビジネスの話が動き出した。

動き出した、主婦向けプロジェクトは、私が集めた主婦4人の打合せから、スタートした。山口さんとの顔合わせ。仕事内容の説明。

彼女たちも、私と同様に山口さんの話術に聞き入り、前のめりで話を聞いていた。そして、山口さんから、あらゆる課題を与えられ、しっかりとWordの既存フォーマットに、まとめてくるように言われた。

毎日を忙しく過ごしている主婦にとって、急なデスクワークはかなりのハイリスク。中にはPCを使った仕事をやったことがない子もいた。それでもみんな、一生懸命、資料をまとめ、言われたことを、きちんと書いて、期日までに、山口さんに提出した。

 

でも、彼女たちが、家事の合間に頑張って作成した資料を見ても、山口さんは、「全然だめだ」といって受け付けてくれず、全員やり直しに。

挙句、やる気あるのか?と言われ、みんなのやる気を損なわせることを言うもんだから、間に挟まれている私は、まるで中間管理職のように、両方をなだめ、潤滑に業務が行われるように、手を尽くした。

 

しかし、結論から言うと、山口さんは、私が集めた主婦4人のレベルが低いという理由で、解任し、メンバー総入れ替えしなくてはいけないことになった。

私を信じて集まってくれた友人たちには本当に申し訳なかったが、彼女たちに、被害が及ぶ前に撤退してもらった方が、良かったので、個人的には、解任になってくれてよかったと思う。

もちろん、その後のフォローも忘れずにしたので、彼女たちとは、今も仲良しだ。しかし、その後の私は、精神的にボロボロになっていった…。

そして、新たな主婦グループを作成すべく、直近までバリバリ働いていたママ友たちに声をかけ、再スタート。

一方の私は、山口さんと会う度に、山口さんから、ホテルのベッドの上や、ホテルのバスルームで、仕事に関するダメ出しを受け、徐々に精神的に追い込まれていった。

仕事の話をしながらの同時進行で、ベッドの上での行為もあり、私はまるで、彼のペットのようだった。

全てが彼のいいなり。言われたい放題、やられたい放題。

全裸で、両足をM字に広げた状態で、彼の顔は私のあそこに埋めたまま、仕事のダメ出しをする…。
「ここをこんなに濡らしてる時間があるなら、もっと新しいアイデアを出せ!」

そう言いながら、ジュルジュルと音を立てて、私の愛液を舐め回してきます。

どのタイミングだったか、彼が一瞬、私を手放した時があったの。
それは、彼なりの手腕だったんだけど。恋愛によくある、駆け引きってやつ?ちょっと引いてみて、追いかけてくるのを待つって感じ?で、彼も、ちょっと引いた時期があった。私の質問に答えないとか、時間が空くとか。それに対して、私も、モヤモヤしたり、イライラしたりもしたんだけど、逆にそのタイミングで、ふと気づいたんだよね。

こんな先が見えないこと、やめよう。何のメリットもない。自分がどんどん疲れて、老けるだけ。そして、私は、彼から離れた。一切の連絡を絶った。

結局、彼からは、一銭もお車代も貰わず、引っ掻き回され、引きずりまわされ…ただ疲れた時間を過ごしただけで、関係が終わった。

皆さんも、マッチングアプリでは、ビジネスや投資話には、気をつけていると思うけど、まさか身元がはっきりしているパパ活サイトや交際クラブで、こんなビジネス詐欺が行われてるなんて、普通は思わないでしょ?

でも、実際には、こういう人、いましたので、気をつけてくださいね。

基本的には、あまり相手には心を許してはダメ。

これが、パパ活においてのセオリーだと私は思います。パパを信じて、詐欺の片棒を担がされていた、なんていう話、他にも聞きますし、本当に気をつけないと。なにしろパパ活しているような男性たちは、それなりに地位がある人たち。お金は持っているかもしれないけれど、常にリスクと隣り合わせだということも、絶対に忘れないでね。

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