正孝からのプレゼント
昨日は、浩司と別れた後、私は仕事だったので、仕事を終え、そのあと、正孝と待ち合わせして、ドライブデートに行った。
正孝は、最初から、
「ホワイトデーのお返しに、食事に連れて行きたい」
と言っていたので、予めフレンチレストランを、予約してくれていた。
ところが、結論から言うと、私が仕事になってしまい、せっかくのフレンチは、キャンセルしてもらう羽目になり…。
大変申し訳ない事をしました。私も彼も、行ってみたかったお店なのですごく楽しみにしていたのに、
これに関しても、正孝は、文句も嫌味も言わず、「また行こうね」と言ってくれた。本当に優しい…♡
こう言う時、文句言う男性って、一定数いるよね。
「じゃあ他の女性誘うわ」って言う人もいる。
デートの予定をドタキャンした時の、相手の反応で、その人の本質が見える気がすると思うのは、私だけでしょうか。
恐らく、旦那なら、こう言う時「自分の予定ぐらい、しっかり把握しておけよ。だらしないなぁ」って言う。
仲良しの男友達なら「じゃあ他のやつ誘うわ」って言う。
きっと、健太郎なら「そっかー会いたかったけど、お仕事だから仕方ないねー。じゃあいつにする?」って言う。
きっと、浩司なら「わかったよ」と言いつつ、他の男との予定を優先されたと思ってストーカーの如く、キャンセルの理由をネチネチ聞いてくると思う。
そして、その日は簡単にランチを済ませ、レイナの仕事が終わった後で、映画に行こうか、どこに行こうかと色々相談した結果、アウトレットに行くことに。
実はね、私、アウトレットって行ったことなくて。何しろ、夫が買い物嫌いなので…。連れて行ってくれないのよねー。
一方、正孝は、アウトレット大好き。良く行くみたいなので、彼お薦めのアウトレットへ行くことに。
道路が混んでいたので、到着時には辺りは真っ暗。それでも、2時間ぐらいは滞在できるかなーというところで、目的のお店を絞り込んで、いくつか回ってみることに。
都心から、かなり離れたアウトレットなので、人に会う確率も低いだろうと、正孝とは、手を繋いで歩いてみた。
完全にデートだよねー。
やっぱりね、私、こういうデートしたいんだよね。
ただ、ホテルに行って、イチャイチャしてるだけのデートじゃなくて、一緒にお散歩したり、映画見たり、買い物したり、食事したり…。
そういう、普通のデートをしたいの。
正直、正孝は、見た目はおじさんだし、私の見た目は、年齢よりも若く見えるし、流石に夫婦には見られないようなカップルだと思うの。
だから、すれ違う人たちは、何らかの違和感を感じたり、必要以上にベタベタしてくる正孝は、明らかに奥さんに対してはしないような、過度なスキンシップを求めてくるので、やっぱり不倫関係…みたいに、周囲の目には映っていたんだろうなーって思う。
アウトレット内をウロウロしていて、私は、自分がいつも買うブランドのお洋服屋さんを見つけたので、そこへ行くことに。
値段を見て、私、大ショック!今シーズン、買ったばかりの冬物が、70%オフ!!
ガーーーーーン…全てプロパー価格で買っちゃった。
ショックを受けつつも、すぐに立ち直り、今シーズン買うのを諦めた商品を見つけて、ルンルン気分で買うことに!!
ニット1着、ワンピース1着。私は、夫との買い物の癖で、買い物するの、すっごい早いの。何しろ、待たせちゃダメだから。迷ったりしてると、夫がイライラしてくるからイライラする前に終わらせないといけないから。
買い物好きな妻と、買い物嫌いな夫。
よく聞くけどね、こういう組み合わせ。
やっぱり、趣味嗜好が合わないと、後々歪みが出ちゃうと思う。
とにかく、普段の癖で、買い物を早く終わらせなきゃ!と思って、猛スピードで欲しい洋服を選んで、猛スピードでレジに持っていこうとしたら、「もっとゆっくり見ればいいのに」と、正孝が言ってくれた。「買い物付き合うの、全然苦じゃないから、ゆっくり見なよー」だって。ほんと、優しい♡
しかも、私が買おうと、手に持っていた服を持ってくれるって…!
えーーーうちの夫なんて、買い物の袋すら持ってくれないのに。優しいなー♡
正孝のお言葉に甘えて、私は、その後もゆっくりショッピングを楽しむことが出来た。
どれもこれも、70%オフで、衝撃の値段で、お金があれば、色々買いたかったけれど、厳選して、1枚のニットと1枚のワンピースを手にして、レジへ向かった。
すると、正孝が、「じゃあ、これ、僕がプレゼントするよ」と言ってくれたの!
「え?なんで?」
「ホワイトデーのプレゼント」
「わー♡嬉しい♡ありがとう♡」
トータル1万ぐらいだったけど、それでも、その気持ちが嬉しかった。
「何か、買ってあげたいと思っていたんだけど、気に入ったものがいいから、アウトレットに来て、レイナが気に入るものがあったら買ってあげようと思ってたんだ」
そうだったんだー。ご飯だけなのかと思っていたから、素直に嬉しかった。
「今度のデートに着て来てね」
うん、そんなこと言うあたりも可愛い。
本当はね、この日は正孝は、ホテルに行きたかったんだと思う。
ずーっと私の体を触り続けていたし、ところ構わずキスしたりしてきて、普段以上にスキンんシップ多めだったの。
しばらく会えないかもしれないし、この日だって、すごく久しぶりのデートだった。
だけど、私、女の子の日だったし、仕事で疲れていたし、色々気遣ってくれて、の、アウトレットドライブだった。
その心遣いも嬉しかったから、「今ね、すっごくキスしたい♡」って、自分から言っちゃった。
正孝、とても嬉しそうな顔をして、キスしてくれたよ♡
この日、初めてのレイナから求めるスキンシップ。基本的にはレイナからは求めたりしないからねー笑
帰りの車中でも、何度も何度もキスをしちゃいました。
結局、その日のアウトレットデートは、帰り道、見つけたステーキ屋さんでステーキを食べて、夜景ドライブを楽しみながら、自宅まで送ってもらいました❤︎
私の3人の大切な彼氏たち。
みんな、それぞれホワイトデーのお返し考えてくれていたけれど、一人ぐらい、アクセサリーあるかなーと思っていたのに、なかったなー。
やっぱり、ホワイトデーのお返しの価格相場は3万未満ぐらいなのかな?
そう考えると、やっぱり、本命彼氏の健太郎がくれたプレゼントが一番お値段高かったな♡
前も言ったけど、プレゼントの値段の高さって、なんとなく、その人の気持ちが出てる気がするのは、私だけかな?
もちろん、大好きな人からのプレゼントなら何をもらっても嬉しいんだけどね。
私は、何もしてあげられてないから、何とも言えないんだけど…。
また、みんなに、手作りのパン焼いたり、自分で買いそうなハンカチとかタオルとかあげたらいいかなーとか考えてみたり。
婚外恋愛をしている女性たちの話を聞くと、プレゼントをしてもらうことは多々あるけれど、自分から相手にプレゼントしたことは一度もないっていう女性が、すごく多いのにビックリしました。
よく聞くのは、女性はデート前に、お洋服を買ったり、化粧品を買ったり、ネイルしたり、エステ行ったり、美容院行ったり、色々お金をかけて、デートに挑んでると。
だから、せめてデート代、食事代ぐらいは男性に出してもらいたいし、そういうもんだと思っている女性もめちゃくちゃ多かった。
ただ、これは恐らく40〜50代女性の考えなんじゃないかなーって思う。
今の若い子達は、基本的に割り勘だし、奢ってもらうのも嫌、奢るのも嫌、っていう考えの人が、多いみたい。
正直言って、私もどちらかというと、この年齢で出会う男性は、50代がほとんど…ということもあるし、デート代や食事代は、男性に払ってもらいたいかなーって思う。
理由は、他の女性たちとはちょっと違うんだけど、どちらかというと、「女性にお財布を出させないような、スマートなエスコートができる男性」が好きだから、かなー❤︎
私は、自分の両親と外食に行くときに、いつも母がお財布を出してお会計している姿を見るのが、すごく嫌だったの。
恐らく、家計を握ってるのが母だったから、母が家計のお財布からお支払いをしていたんだと思うけれど、友人家族を見ていたり、世の中の家族を見ていて、父親がサッと席を立って、お会計を済ませて戻ってくる姿を見て、すごい憧れみたいなものがあったのよね。
あーいうお父さんいいなーって、子供ながらにずっと思ってた。
だから、そういう男性に魅力を感じるし、そういう男性とお付き合いしたいって思っちゃうのかも。
プレゼントも同じね。
女性が、「これ買いたいけど、なかなか自分では買えない…」って諦めている姿を見て、「何だこいつ、こんなのも自分じゃ買えないのか。可愛いやつめ。俺が買ってやるよ」ぐらいの心の余裕と、経済的余裕と、包容力がある人だとかっこいいなーって思う。
これは、貢ぐのとは違うと思うのよね。
だって、女性は別におねだりしてるわけじゃないからね。おねだりしてないんだけど、「この子が喜ぶ顔が見たい」とか「この子にこれを買ってあげたい」と思ってくれるような男性だと、女性も愛されてる実感が湧くし、安心できるし、不倫関係においても、落ち着いた交際ができるんじゃないかなーって思う。
ちょっと話が逸れたけど、そんなわけで、今回のホワイトデーのプレゼントに関して言うと…
やっぱり、大好きな健太郎から貰った水着が一番嬉しかったかも。
だから、いつか健太郎と一緒に水着デート、プールデートしたいなぁ♡
それまでに、しっかり腹筋付けておかないと。というわけで、今日もトレーニングに励みます。